リクルートOBで、現在はオーダーメード型企業研修を展開する大塚寿氏の著書です。
頭書きの「なぜ、定年退職した人のほとんどの後悔は、40代に集中しているのでしょうか?40代は30代の延長ではありません。走る方向が180度変わっていします。人生のターニングポイントなのです。」に思わず手に取っていました。
著者がこれまで仕事を通じて接してきた、1万人以上の人の中にあった多数の「後悔」という切り口です。
自分の未来を切り開くために、先人たちの「後悔」の中身をあらかじめ知って、その轍を踏まないようにすることが必要という切り口です。
一見、当たり前のことを書いているのでうすが、50のリストというふうに書かれると何か臨場感を感じました。
自分自身40代の後半に差し掛かり、この本の50のリストを読みながら、自分を振り返り、かなり突き刺さりました。
人生の折り返し年齢を迎える40代を考えさせられるきっかけになります。
40代直前の人、今まさに40代の人だけでなく、来るべき40代を迎えるまでに何をすべきを考える点では若い方が読んでも違和感のない本だと思います。
繰り返し読んでみようと思った本です。
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