ある方の、メルマガで紹介いただいた本です。
2008年出版ですので、ちょっと前になりますが・・・
言わずと知れた、「ぼやき」の野村さんの本です。
メディアの前では、ほとんど選手を褒めない野村さんですが、ご本人の生い立ちや、経験からくる人材育成論、リーダー論、組織論が展開されています。
データ野球や、ピークを越えた選手の再生(活躍)が有名ですが、プロの世界で如何に成功するかを、真剣に考え抜き、実践してきたことの蓄積ですから重みがありますね。
本人曰く、天才ではないから、データと理論の蓄積によって、人を育て、組織を勝利に結びつけることが必要とのことです。
選手を再生させる根底にあるのは、「その選手に対する愛、そして情熱です」との言葉。すなわち「愛情」です。
印象に残ったフレーズを書き留めておきます。
・「失敗」と書いて、「せいちょう」と読む。
・人間的成長なくして、技術的成長なし。
・持てる力を全て出し切る。全てを懸けて全力で尽くしてこそ「楽しい」。
・壁にぶつかったり、もがき苦しむことは「楽しい」。
・「いかに生きるか」を考えると、野球への取り組み方が変化する。
・指導者は言葉を獲得しなければならない。
一気に読み切った一冊でした。
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