2012年4月18日水曜日

読書のススメ 「よそより10万円高くてもお客さんが喜んで買う町の電器屋さんが大切にしていること」(山口勉 著)

RINGの会オープンセミナーの季節です。

http://ring-web.net/os/12/index.htm

今年は、第二部で「地域密着の底力」 でんかのヤマグチの顧客サービス、として山口勉氏が講演をする予定です。

http://www.d-yamaguchi.co.jp/

ということで、予習ではありませんが、早速読みました。

「毎日やることだからこそ簡単でなければならない。そうでなければ続けられない。」

ということで、イベントを30年間、毎週続けているそうです。

家電量販店に対抗するために、地域密着型の営業スタイルを模索し続けて結果です。

印象に残ったキーワードとしては・・・

・お客様台帳(顧客情報、購入履歴)の徹底管理
・類は友を呼ぶ→いいお客様は、さらにいいお客様を連れてくる
・お店に来てもらう仕掛け→ちょつと面白いなと感じてもらう
・毎月1回のDM(イベント案内、おすすめ商品・季節の手紙)
・一つのメーカーとの取引→交渉の時間がなくなる。商売に専念
・お客様にいかに喜んでもらうかに頭と時間を割く
・「見せる商品」と「売る商品」→ワクワク感の演出
・一度決めたことはやり通す→5、10年後の成果
・社長は自信を持って堂々と立ち振る舞う
・「どうしようもないこと」は考えない。自分たちの「できること」に頭を使う
・お礼状は社長の仕事
・社員にいただいたお心づけにお礼を言うのは社長の務め
・経営者はせっかちで神経質→実行力、決断力、数字、人間関係
・ヤマグチ価格=商品の値段+サービス
・小さな店ほど価格競争から距離を置く
・お客様の購入履歴は最大の武器
・お客様からの連絡を待ってては手遅れ
・お客様の聞き役にならないかぎり提案できない
・お客様の心を動かすのは営業マンの「熱意」
・昨日やったことでも、お客様が違えば違うサービス
・商品が壊れた時はお客様の心も壊れている
・「いいこと」を広めるには、5年、10年のスパン

言葉にすれば、どれも当たり前のことですが、「当たり前のことを、当たり前にする」ことの大切を、毎度毎度教えられます。

6月2日のRINGの会オープンセミナーが楽しみです。

Amazon よそより10万円高くてもお客さんが喜んで買う「町の電器屋さん」が大切にしていること

http://p.tl/zxgX

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