今日、生命保険の勉強会をしました。
代理店さんと社員合わせて7人の小さな勉強会ですが、その中で心に残った、突き刺さった文章があったので紹介します。
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~保険を「お預かりする」ということ~
代理店さんが生命保険の新契約を成約したとき、社員の皆さんはどんな言葉を使っていますか?
「新契約“獲得”!」「新契約“取れて”よかったですね!」。
こんな言葉を無意識に使っていたりしませんか。
では、この言葉の使い方は適切でしょうか?
その判断基準は、「こういった言葉をお客様の目の前でも使うことが出来るかどうか」ということではないでしょうか。
そもそも保険はお客様のものです。
お客様は私たちに「保険を預け」ます。つまり私たちはお客様から保険を「預かる」のです。そして、お客様に万が一の事があったときには、お預かりした保険を「お届け」するのです。
「取るのは泥棒、もらうのは乞食」
私たちのように保険の仕事に携わっている多くの人間が、無意識に使っているこのような言葉の使い方。そういった「我々の業界の常識」は、お客様の視点から見ると、えてして「非常識」であることが多いですよね。それが、お客様の保険嫌い(保険に対する誤解)を助長しているのかもしれません。
多くのお客様が何となく感じている保険営業パーソンに対するイメージは、万が一の時にお金を届けてくれる頼りになる人(自分の大切な家族を守るために欠かせない人)ではなく、自分の財布から大切なお金を「取っていく人」というのが現実のところではないでしょうか。
まず、私たち自身が意識を変えていかなければなりません。そして、発言・行動を変えることによってしか、意識は変わりません。
また、保険は単にお金を届ければいいだけではありません。
お客様がどういった気持ちでその保険を作り、どんな想いで家族に残したのか、どう使って欲しいのか。そういった想いも一緒に家族に届けるものなのです。それをお手伝いするのが、本来の保険代理店の役割ですよね。
生命保険とは何か?それは、「最後のメッセージ」なのではないでしょうか。最後のメッセージは金額だけではないはずです。お金だけでもないし、愛だけでもない、その両方なのです。そうしてみると、保険代理店は、その両方を「預かる」立場にある訳です。
皆さん、保険代理店の「あるべき姿」を示してみようと思いませんか。まずはその為に、日常の言葉・考え方から変えてみてはいかがでしょうか。
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こういった言葉を、時々繰り返し聞かないと、あるべき姿、あるべき道から逸れてしまいそうです。
「見せましょう 保険の力」
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