2015年1月16日金曜日

基本とは?

下記コラムを読んでいて、今更ながら考えました。

プロ野球亭日乗 「世界で通用する内野手育成のために、“基本至上主義”から脱却せよ!」

「基本」って何だろう?

野球で言えば、ボールを捕るときは身体の正面で捕りなさい、と僕も教えられました。

「基本」の意味を辞書で調べると、「判断・行動・方法などのよりどころとなる大もと。基礎。」とありました。

そこで、自分なりに運動という領域において、基本を定義付けるならば・・・(少々大袈裟ですが)

例えば・・・

①あらゆる環境・状況において、何度となく繰り返すことができる動作・行動・判断。
②あらゆる環境・状況に対応できる、合理的な動作・行動・判断。

とでも言いましょうか。

そして、②の中にある「合理的」の意味を定義づけると・・・

①肉体的・精神的に余計な負荷がかからない。
②次の動作・行動・判断がスムーズに行える。

とでも言いましょうか。

一方で、従来型日本式基本とは・・・

失敗した時、できなかった時に、言い訳ができる、許される、怒られないための動作・行動・判断。

の意味合いがあると感じます。

野球をやっていた人はわかると思いますが、昔は、正面に入れないと思われる打球でも、正面に入って捕れなければ、怒られませんが、スローイングのことを考え、バンクハンドシングルで捕球しようとして、捕れないと怒られますよね。

これ、運動だけでなく、仕事も一緒ですよね。

語弊があってはいけませんが、もっと楽な動き・判断を身に着けた方がいいと思います。

スポーツ、仕事、趣味問わず、「基本」って何だろうと今一度考えてみるのもいいですね。

2015年1月11日日曜日

ロルフィング(セッション5)

本日は5回目です。

昨晩の新年会の二日酔いで、少し気分が悪い中で行ってきました。

12月半ば以降、すこぶる体調が良くて、ご飯・お酒も美味しい生活が送れています。

腰痛もほとんど感じない状態です。

ロルフィングとともに、マラソンの練習の成果も出ているのでしょうか?

ただ一つだけですが、左お尻の奥の筋肉のコリ・ハリ・痛みは、なかなか取れません。

原因としては、

①脚の前面と後面の筋肉の使い方のバランスが、後面に偏っていてる。
②学生時代の野球と、現在のゴルフの右打ち右打ちにおける、左脚の壁の作り方の動きが影響している。

と考えられるそうです。

ということで、脚の内部の筋肉を使えるようにする練習?をしました。

いわゆるインナーマッスルを使うということでしょうか?

基本的なことで言えば、椅子に座ったり立ったりする動作において、如何に効率よく身体を使うとか、直立した状態で、膝を曲げ伸ばしする(腰を下げる)動作をスムーズに行うことです。

時間はかかるでしょうが、根気よくやってみたいと思います。

日本ロルフィング協会

2015年1月7日水曜日

勘と経験 ~人ならではの仕事~ (1/7 日本経済新聞&日経流通新聞から)

「働きかたNext」「イノベーション2015」「招客招福の法則」、3つの異なるコラムですが、1月7日付の内容が、つながっていると感じました。

脱「勘と経験」と、「勘と経験」に頼る仕事こそが人に残る、という相反する考え方でしょうか。

従来、勘と経験に頼った仕事を、機械、コンピュータ、人工知能等に任せて、低コストで誰でもできる仕事にする。

これは、「仕事」ではなく「作業」と化すのでしょう。

そうすることによって、作り出された時間を、人にしかできない仕事や、ユーザーに費やす仕事に振り向けるという事です。

これは最近はやりの「おもてなし」にも通じるのではないでしょうか。

作り出された時間を、考える時間、準備する時間、休む時間に振り向けることも必要なのでしょう。

時間に余裕ができれば、心にも余裕ができて、より心のこもった仕事ができるのでしょう。

巷では、消える仕事・なくなる仕事というものが出ていますが、何も恐れることはないですね。

職場ミーティングとかで、「勘と経験が必要な仕事・必要でない仕事」を洗い出してみると、違った視点で、自分たちがやるべきことが見えてくるかもしれませんね。