仕事でお客様第一とか、お客様目線とか日々言ってるんですが、もう20年以上もこの業界にいると、自分の仕事でお客様目線になかなかなれていない自分を感じるところがあります。
話は飛んじゃいますが、今日マイカーのタイヤをスタッドレスに交換しました。
人生で今までスタッドレスタイヤが必要なところに住んでなかったもので、初めての経験です。
ということで、仕事でお付き合いのあるショップで交換しました。
今日ばかりは自分がお客様です。
いろいろ気付く、気になる、感じることってありますよね。
今日はそこのショップも人手が少なくて、少しバタバタしている様子。
店に入って、店員さんが対応してくれるまで少し待たされ、ちょっとマイナス印象・・・
交換後の元のタイヤは持って返るんですが、タイヤを一つずつ入れるビニール袋は1枚100円。
無料サービスしてよ!って一瞬思ったり・・・
自分の車が汚れてたんだけど、無料サービスで洗車してくれたら感動なんだけどと思ったり・・・
我ながら、わがままだなって感じました。
けど、そこのショップは、僕は普段取引先としてよく出入りしていますが、すごく社員教育もしっかりしていて、接客もしっかりしているんですよね。
それを基準(当たり前)として見ているから、今日は少しマイナスと感じたのでしょうね。
う~ん、そもそも自分でもサービスって言葉をよく使うけど、サービスって無料?有料?
感動したら、その価値の対価としてお金を払うってよく言うけど・・・
語弊があるかもしれませんが、客って基本的にわがまま?ですよね。
わがまま≒期待と考えれば、期待を上回るところに感動が生まれるわけですよね。
タイヤ交換の帰りに○○フライドチキンのドライブスルーでチキンを買いました。
チキンが出来上がるまで10分程度時間が掛かりますってことで、一瞬ムスッとする自分。
これもいつもは、すぐ出来上がるのに慣れて、当たり前になっているから、いつもとの比較でマイナス印象かな・・・
先に支払いを済ませたところで、店員さんから「お待たせして申し訳ございません。ウーロン茶をどうぞ。無料サービスです。」って一言とウーロン茶。
感動とまでは行かなかったけど、ちょっとした事で、マイナスに振れていた客の心が元に戻っちゃうっていうか、待たされる事を許しちゃうんですよね。
お客様は何を期待しているんだろう?何に困っているんだろう?何に喜ぶんだろう?何を感じているんだろう?ってことを感じる感性を磨きたいと感じた一日でした。