決して、ネガティブな話ではないとうことで、お付き合いください。
1年ほど前でしたか、大学時代の同期だった、野球部のエースピッチャーと飲みながらの会話を思い出したので、綴らせていただきます。
今でも仲間が集まると、やはり当時の野球の話になります。
我々は、大学4年の春(昭和62年)、念願の全日本選手権に出場することができました。
しかし、結果は初戦でコールド負け。
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http://univbbl.web.fc2.com/seibu/shikoku/history/championship.html
エースピッチャーは当時を振り返り、「いろいろな要因があり、体と心の十分な準備ができずに、試合に入ってしまった。悔いが残る。人生で一つだけ戻ることができるとするならば、あの日の朝に戻りたい」と話しました。
卒業して25年ほど経ちますが、初めて聞いた言葉で、彼自身も今まで他言することはなかったのでしょう。
要因としては、
①自分達の、前の試合が長引いた。
②試合前の雨の影響で、気温が下がった。
③上記の影響もあり、ウォーミングアップのタイミングを間違った。
とのことです。
彼も決して言い訳をしたいのではなく、彼自身のためだけでなく、エースピッチャーという責任と自覚が、そういう思いにさせているのだろうと感じました。
決して戻ることができないことを分かっていての言葉ですが、彼の「野球に対する思い」、「仲間に対する思い」として受け取りました。
ありきたりですが、人は経験をして成長するものであり、今を一所懸命に生きることが大切ということになります。
今、目の前にあることに対して、「思い」を持って立ち向かうことの大切さを感じました。
まあ、難しい話は別にして、何歳になっても、共通の話題で語り合える仲間の存在は、有難いものです。
仲間が居るから、自分も頑張れる。
仲間の存在に感謝です。