昨日、会社の同僚(兄弟子?)と酒を交わしながら、教えてもらったこと。
漢字の持っている意味は奥が深いという話。
例えば「顧客」とい漢字。
「客」は、「うかんむり(家)」の「各々」。
「顧」は、「目をかける」という意味。
「顧」のつくりは「頁(ページ)」の意味。
一人じゃなく、家の全員に目をかけて、ページに記す。すなわち顧客カードに記して、初めて「顧客」と言える。
すなわち、顧客管理台帳をちゃんと整備しなさい。ということです。
また、「軒」という漢字。
「一件」と「一軒」の違い。
「軒」は「車」に「干」。
「車」は、その字のとおり「自動車」。昔でいえば「荷車」かな。
「干」は、干すものは衣類。衣類は家財道具。
保険的に言えば、自動車保険と火災保険をお預かりして、初めて「一軒」の契約を預かったことになる。
「一件」の契約をいただいて喜ぶのではなく、「世帯丸抱え」の大切さを感じさせる言葉、話でした。
白川静という異端の学者の漢字解釈です。
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