ライフネット生命保険、出口社長の著書です。
「百年たっても・・・」というのは、ライフネット生命保険を百年後も生き続けてほしいという想いを込めているんですね。
人生の生き方と重ねながら、心構え、考え方として読ませていただきました。
仕事への向き合い方として「なぜだろう?」と感じ、「常識」を疑うことの大切さ。
大会社、歴史のある会社には、日々の業務に疑問を感じずに流れている恐れがあります。
対処方法として、①分析力、②集中力、③決断力とありましたが、特に分析力における思考方法として、「タテ軸とヨコ軸での分析」が参考になりました。
長い歴史という時間軸の「タテ軸」。他企業、他業界、世界との比較対照という「ヨコ軸」。を歴史上の出来事を例に書いていました。
実行力に求められることをリーダーシップの条件として、①ビジョン、②説得力、③統率力、④共感力と定義づけしていることにも納得。
本を読む度に、新しい気づきと、再認識の繰り返しです。
社員、管理職、経営者それぞれの目線での話もあり、非常に読みやすく、一気に読み込める本でした。
0 コメント:
コメントを投稿