TwitterかFacebookか覚えてないけど、目に留まったので即買いしました。
著者は後田亨氏。メーカー勤務から日本生命の営業職員を経験し、現在は乗合保険代理店の取締役。
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http://www.seihosoudan.com/
今の保険会社の体質に批判的なところをかなり感じましたが、著者自身が自問自答しながら、業界を良くしたいという気持ちは感じました。
私自身が保険会社に勤務している身として、印象に残ったフレーズは・・・
「ところで、ニッセイの人たちは、保険会社の人たちは、どんな保険に入っているの?」と、あるお客様がおっしゃいました。
と、
保険会社の人間が「売っている保険」と「入りたい保険、入っている保険」は、まったく違っている。
というフレーズです。
「保険を買う人」と「保険を売る人」の間にギャップが存在しているから、信頼関係が存在しないのだろうなと感じています。
保険は無くてはならないものですが、万能ではない。
保険に加入する目的を明確にする。お客様に気づいていただく。
保険は目的ではなく、手段である。
ということをシンプルに考えることが大切なのでしょうね。
その上で、お客様への「情報提供のあり方」を定義する必要を感じました。
本のタイトルは、かなりネガティブですが、自分の仕事においてもヒントや気づいていないこと、忘れかけてたことを気づかせてくれた本でした。
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