2013年12月8日日曜日

プレーイングマネージャー

プロ野球・中日ドラゴンズの谷重元信選手が来季はプレーイングマネージャーとなります。

プレーイングマネージャーは、過去の例から見ると、なかなか成功していませんが、どうなるか楽しみですね。

ところで、私の過去の経験(仕事)からすると、よく上司から「プレーイングマネージャー」ではいけない、と指導を受けました。

一概に、良い悪いで判断できるものではないと感じますが、ひとつの考え方を整理してみました。

①近年は、組織の効率化で、一人のマネージャー(管理職)の管理スパンが大きくなってきている。
②部下(職員、人)は、単純な指揮命令系統のみで、行動が出来ない。
③人は、腑に落ちないと行動しない、行動が定着しない。
④腑に落とすためには、マネージャー自らやって見せることが求められる。
⑤やって見せるためには、管理スパン(組織)は小さい方が良い。
⑥大きな組織のマネージャーは、存在価値が少なくなっている。

と考えていると、結構矛盾が出てきますね。

ふと、山本五十六の言葉を思い出しました。

やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

時代は複雑化する一方ですが、こんな時こそ、シンプルに削ぎ落とすことが必要と感じました。

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