2012年1月29日日曜日

「視覚」と「意識」のバランス、使い分け

ゴルフを教えていただいている、ティーチングプロとのやり取りで気づいたことです。

ここで言う、「視覚」とは、実際に目で見えるもの。

「意識」とは、脳(心の目?)で見ているもの。目を閉じていても、瞼の裏に映像をイメージできるものです。

視覚と意識の両方がボールに集中すると、手がボールに合わせようと、余計な動きをするとのことです。

プロ曰く、視覚はボールを見るけど、意識は手の動き(余計な動きをさせないこと)に集中させるとのことです。

この感覚の表現を、プロゴルファー(ゴルフの上手な人)が「ボールはボンヤリと見ている感じ、手はゆっくりと動いている」と表現するとのことです。

意識が手に集中しているから、手の動きの情報が、大量に脳に記録され、思い出すと、スローモーション再現されるそうです。

よく、事故のシーンを思い出すと、スローモーションになると言いますよね。この感覚です。

この感覚で打ってみると、思いの外、スムーズに行きました。

この話に辿り着いたきっかけは、僕が「スイング中、目が泳ぐ(動く)ようで、安心してスイング出来ない」と話したことです。

目はボールを見ているのか、手の動きなのか、はたまたゴルフクラブなのか。

意識は、手の動きなのか、腰の動きなのか、肩の動きなのか。

処理能力を超えた、視覚と意識の情報がオーバーフローしている状態です。

僕と同じような、悩み、現象を抱えているアマチュアゴルファーは他にもいるのではないかな?

是非、お試しあれ。

けど、この話って、感覚的な要素が大きいので、文章では上手く表現できないですよね。

僕もティーチングプロとの会話を重ねながら、少しずつ前進しています。

このティーチングプロに教わりたい方は、ご連絡下さい。

余談ですが、この話って、ゴルフだけでなく、日常生活や仕事にも転用できそうです。

人間って、視覚に頼って、反射的な判断や行動をすることって、よくありますよね。

視覚だけでなく、五感をフルに働かせて、更に、意識、感覚、心の目を動員させて、判断、行動することの大切さを感じました。

これが出来るのは、人間だけであり、人間の存在価値なんでしょうね。

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