2012年6月27日水曜日

保険代理店の将来像

10年後の保険代理店像ってどうなっているのでしょうか?

消費者保護、説明責任、プロのアドバイス等が求められ、一層のプロフェッショナル化が求められている現在です。

保険会社は、ますますメーカー機能や、サービス提供機能が求められると同時に、エンドユーザーへの保険提供者としての保険代理店のレベルアップが一段落すると、保険のプロという機能だけでは、お客様への訴求力は物足りなくなるのでしょうね。

もう既に、ファイナンシャルプランニング機能や、リスクマネジメント機能を備えた保険代理店も存在しています。

先般の「RINGの会オープンセミナー」(http://mikan-no-kokoro.blogspot.jp/2012/06/ring.html) でも出てきたキーワード、「総合生活支援業」、「総合事業支援業」が求めれらるのでしょう。

保険って考えると、万が一や、不測の事態、将来想定される支出などのための、お金の準備の方法の一つですから、保険に加入することが目的ではありません。

たとえ話ですが、保険に加入したいから、車を買ったり、家を建てたり、結婚したりする人はいませんよね。

「保険」がお客様接点のきっかけや、切り口ではないですよね。

お客様の生活、事業ステージに応じた接点、切り口を持つことができないと、保険を販売することもできません。

ということから、「生活支援」、「事業支援」というキーワードになります。

キーワードはいろいろあるかと思います。

衣食住というキーワードもあるでしょうし、車、健康、老後、結婚、教育というキーワードもあるでしょう。

こういったキーワードに関連する業種とのコラボレーションや、自社に機能を備えるという流れが大きくなるのでしょうね。

こういうことを考えると、いろんな可能性があり、楽しくなりそうですね。

こうした発想や行動ができるのも、保険代理店業という独立事業家の特権ですよね。

前向きにとらえて、前進していきましょう。



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