2011年5月30日月曜日

とある保険代理店 ~保険のOSS~

今日は、とある代理店さんを紹介させていただきます(ご本人には了解なしですが、お許しください)。

京都の保険代理店で「保険のOSS」(有限会社オー・エス・エス)といいます。

http://www.oss-ins.jp/index.php

12年ほど前に、とある勉強会で顔見知りとなり、その後は「RINGの会オープンセミナー」(http://ring-web.net/os/11/)で年に一度はお会いさせていただいている間柄です。

今日、その保険代理店さんから、恒例の「OSSだより」が届きました。

春・秋の年2回発行ですが、すでに42号を数えています。

僕は、その代理店さんに保険をお願いしているわけでもないのですが、いつも送っていただいています。

いつものスタッフさんの近況報告、お客様の声とともに、今回は東日本大震災を踏まえて、非常時のチェックリスト・シート・防災メモが入っていました。

続けることの素晴らしさと、今を踏まえたお客様への情報提供をしっかり実行されている代理店さんです。

2011年5月28日土曜日

男飯(家呑みつまみ編)

先日、取引先にお伺いした帰りに、会長さんから「これ持って帰って食べろ」っておもむろに差し出されたのものがグリーンアスパラ。

袋に入れてる訳でもなく、手に握った10本ほどのグリーアスパラ。

会長曰く「熱湯に塩を入れて、45秒だよ」と一言。

ということで、その夜、酒のつまみとして食すことに。

これが美味いのって・・・

何もつけなくても美味しいの一言。

新鮮な自然なものの美味しさですかね。

ぶっきらぼうな会長ですが、ちょっとした優しさを感じながら美味しいビールをいただきました。


強い台風2号が接近中です。ご注意ください。

非常に強い台風2号が日本列島に接近中です。

用心することに越したことはありません、

気象庁の台風情報
→ http://www.jma.go.jp/jp/typh/


企業向けの対策ポイントですが、参考になれば幸いです。

長い文章をお許しください。

水災対策のポイント

 最近、台風や集中豪雨による水害が多くなったと思いませんか? ビル・店舗・工場などが浸水すると、建物、設備、商品、製品が多大な被害を受け、企業の損失は莫大なものになります。どの企業も、自衛のために損害の回避・軽減策を考えはじめています。
 以下に水災防止対策のポイントを記載いたします。

事前対策の実施
水害を防止するには、第一に『水の侵入を防ぐ』、次に『迅速に排水する』、そして『浸水しても被害を最小にする』ことです。事前に講じるべき効果的な設備面での対策を挙げてみました。

【1】土のうを準備する
    土のうは、応急の防水用としてビル・店舗・工場で活躍しています。最近では、軽量の吸水性マットなども土のうの代替として使われはじめています。
 土のうの他に、防水シート、板、木材、スコップなどの防災用具も用意しておきましょう。

【2】防潮板を設置する
    建物内部への浸水を防ぐために、建物入り口に防潮板(止水板)を設けます。防潮板には、落とし込み式、組立式、開閉式などがありますが、最近では操作が簡単なシャッター式もあります。

【3】コンクリートの止水壁を設置する
    敷地周辺のコンクリート塀を、止水壁として活用します。門などの開口部には、防潮板や土のうを設置し、敷地内への水の侵入を防ぎます。

【4】排水溝を設ける
    敷地内に降った雨や、侵入してきた氾濫水は、速やかに排水することが大切です。また十分に機能するように、日頃から破損や詰まりなどの点検、設備が必要です。

【5】排水ポンプを設ける
    地下室、ピット、敷地の低い所などに溜まった水は、排水ポンプで排水します。できれば停電時にも運転可能なエンジン駆動式ポンプの設置が望まれます。

【6】動産を高所に移動する
    浸水による商品や機械類の水漏れ損害を防止するためには、水漏れ危険が大きなもので、移動可能なものは、事前に移動計画を作成し、これに従って高い場所へ移します。また、日頃から設置場所の浸水危険を考慮して決定するよう心がけましょう。
緊急時体制の策定・訓練

【1】洪水、大雨、台風などの警報・気象情報を迅速に入手する
    水害発生が迫った時の対応には、迅速さが求められます。後手に回ってしまうと、せっかくの対策も役にたちません。入手した正確な情報を基に、適切な先手を打ちましょう。

【2】緊急時の連絡網や召集体制を確立する
    洪水は突然にやって来ます。慌てないように、水害に対する緊急体制・対策を予め作っておきましょう。誰が何を実施するか、また逆に操業停止や従業員帰宅の発令基準なども明確にしましょう。

【3】『無駄をいとわぬ』意識を育てる
    現在の気象予報技術では、台風の進路や豪雨を正確に当てるのは不可能です。予測が外れて、緊急対策や召集が無駄になることもあるでしょう。しかし骨折り損と思うと、その後の対策がなおざりになりがちです。従業員に『無駄をいとわぬ』意識を育てましょう。

【4】水害対策の訓練を行う
    災害は忘れた頃にやってきます。水害に対する従業員の意識が薄れがちになった頃に次の洪水が起こると、適正な行動ができず、被害も大きくなります。定期的に訓練を行い、意識の低下を防ぎましょう。

【5】復旧・清掃対策を策定する
    万一冠水してしまったら、被害の拡大防止および保険衛生のために、早期に復旧作業に着手しなければなりません。清掃・乾燥・部品取替等の作業、そのための入手や資材の手配、復旧優先順位の決定、代替設備・建物の借用などが必要となります。
     水害に遭っても、すみやかに復旧し、被害を最小限にとどめ、業務を継続できるように、予め対策を立てておきましょう。


風災対策のポイント

 過去の台風事例から事前対策のポイントをとりまとめました。台風に備えて、次のようなポイントついて再点検してみてはいかがでしょう。

 対策ポイント1【テント倉庫・スレート屋根、外壁】 
テントハウスの倒壊事例が多くみられます。風に対する強度の低いテントハウス内に水ぬれにより損傷するおそれのある商品・原材料等が収容されている場合、テントハウスが風により損傷するとテントハウスそのものの損害よりも、収容されている商品・原材料の損害が大きくなります。
一方、スレート屋根、スレート壁の損傷も多く発生しています。スレート材は、吸水率の関係で、使用年数とともに強度が変化します。15年間屋根に使用されていたスレート材の強度が建設当初の40%程度に低下していた例も報告されています。また、取付け用フックボトルの腐食や脱落によるスレート材のゆるみ、取付け強度不足も問題となっています。
水ぬれを嫌う商品・原材料は、テントハウス等の仮設収納場所や、建築後長期間が経過し所定の耐風強度が得られないおそれのある建物に収容されている場合、強度のしっかりした建物内に移設したり、建物の補強、修理などの事前対策を実施しておくことが望まれます。

 対策ポイント2【飛散事故による二次災害防止】 
建物や設備の一部分の飛散事故は、老朽化あるいは取付けのゆるくなった建物部位、ルーフファン、煙突などの設備・設置などで多く発生しています。飛散事故は、飛散建物・設備そのものの損害だけでなく、飛散物の衝突による、スレート壁やガラス窓の破損など、二次災害の発生につながります。
飛散を防止し、二次災害を発生させないよう、腐食したり、取付けの十分でない設備・装置については、日頃から点検を励行し、事前に補修、補強などの対策を実施しておくことが望まれます。

 対策ポイント3【ガラスの破損損害】 
ガラスの破損損害は、風圧力によるものと、飛来物によるものとに分類されます。コンピュータや電気機器など、水にぬれてはならない設備を収納する建物外壁に取付けられたガラスについては、合わせガラスや網入ガラスの採用、飛散防止フィルムの貼付けなどの飛来物による破損防止装置を実施するとともに、万一破損して雨水が侵入した場合に備えて、ビニールシートを用意するなどの対策を講じておくことが望まれます。ガラスは、風圧に対しては十分の強度をもっていても、飛来物の衝突による衝撃に対しては弱いと言われています。

対策ポイント4【電気設備の塩害】
電気設備には、直接海水がかかり汚損する危険にほかに、台風によって吹き上げられた海塩粒子付着による塩害事故の危険があります。塩害による事故には二通りあり、台風襲来中に発生するものと、台風通過後発生する後続塩害による電気的事故とがあります。一般企業のなかにも、後続塩害により構内の受電設備が損傷し、台風通過後に停電しているところがあります。電気設備の塩害対策としては、設備の密閉化や絶縁強化などがありますが、台風情報から塩害のおそれが予想される際には、台風襲来前に、それまでに碍子に累積された塩分を洗浄除去し、碍子表面を清浄にしておく緊急塩害対策を実施することが望まれます。

対策ポイント5【シャッター】
シャッターについても、今回の台風でかなりの被害が発生しています。シャッターの被害の多くは、風によりシャッターが飛散あるいはめくれ上がったものですが、これは、シャッターがガイドレールにしっかりと固定されていなかったり、シャッターのたわみが大きくなり、ガイドレールから抜け出したことによるものです。台風襲来前に、ガイドレールの変形、中柱の固定措置などについて点検し、抜け出しやすくなっている場合には、事前に修理しておくことが望まれます。また、シャッターの裏側にチェーンやポール類を施し、大きな風圧がかかった場合でも、一定以下のたわみ量に抑えてやることで、抜け出し被害を防止することが可能です。

2011年5月26日木曜日

「ねんきん定期便」で感じる

僕が配信してもらってるメルマガ、「ほぼ日刊 保険代理店経営のヒント」(http://meian.jp/)で知った、「年金定期便の見方セミナー」をきっかけに、自分の年金定期便を改めて見ました。

皆さんにお叱りを受けるかもしれませんが、率直な感想は「う~ん、いまいち面白くない」って感じでした。

なぜかって?

幸か不幸か、僕は大学を卒業してから、ずっと一つの会社(といっても合併があったので、自分では転職したような気になっていますが)に勤めているので、ず~と厚生年金なんですよね。

ということで、家内の年金定期便を見ることにしました。

家内の年金定期便を見ての第一印象。

「ありがとう!さすが僕の家内」って感じでした。

家内は高校を卒業後、地元の百貨店に就職し、5年間勤めて退職。

その後、運送会社のアルバイトを1年ちょっと。

そして結婚し、専業主婦を17年。

子供が大きくなったので、昔の百貨店時代の縁で、派遣社員として3年。

訳あって退職し、別の売り場でアルバイトとして1年。

現在に至るです。

1号、2号、3号被保険者を全部経験しているですよね。

アルバイト時代も、ちゃんと保険料を払っています。

というわけで、「ありがとう!さすが僕の家内」ってわけです。

納付状況の一覧表を見ると・・・

「この給料で頑張って働いてたんだ」とか、「あの頃は、こんなことがあったな~」といろんなことを思い出したり、考えたりするんですよね。

年金定期便は、自分の保険料納付状況や、年金がどのくらいになるかを知り、これからのライフプランについて考える大切な機会なんですが、年金定期便を通じて、お客様の歴史を知り、お客様のことを深く理解することが出来ると、もっとお客様と近づける可能性のある、すごい機会、ツールだと感じた今日この頃です。

2011年5月22日日曜日

ある女子職員のココロ(東日本大震災の応援派遣から)

私が勤める会社で働く女子職員が、震災対応業務の応援にて、福島へ2週間出張していました。

応援に出発する直前、偶然彼女に会った時に、来週から福島に出張するとの話を聞きました。

その時の彼女は、不安で心細そうな気持ちが顔にあふれていました。

自分が行って役に立つのだろうか?という気持ちと同時に、福島って場所も不安な気持ちを大きくしていたのだと思います。

ひょっとして、ご両親も心配していたのではないでしょうか?

それから、出張が1週間経ったときに、元気でやってるかなと思い、電話をしてみました。

電話の向こうの声は、元気がなく、心細そうなで、何となく泣きそうな声に聞こえました。

ちょうど休日で、一人でホテルに居て、余震が来るたびに不安な気持ちになっていたんだろうと思います。

それから、出張最終日の夜、お疲れさまの意味もあって電話しました。

彼女の声が元気そうだったので安心しました。

応援業務が無事終わった安堵感と、家に帰ることができるという喜びもあったのでしょう。

しかしながら、一方で彼女は福島を離れるのが名残惜しいという感情にもなっていたようです。

本来は被災地の業務を応援する立場なのでしょうが、彼女自身が現地の人たちに支えられて、無事仕事をやり終えたのでしょう。

そうしたことにより、初めは不安で孤独だった彼女の気持ちが、人とのつながりを持ち、その地を離れることを寂しく感じさせたのでしょうね。

ひょっとして、現地の職員はまだまだ大変な日が続くのに、自分だけ帰っていいのだろうかという気持ちもあったのかも知れませんね。

応援出張を終え、彼女がこのような気持ちになったことを素晴らしいことと思えました。

人のココロって、人によって日々動いていくのですね。

まずは彼女に「ご苦労さま」の言葉を送ります。

父への手紙

今日は父の命日。

7年経ちました。

父親とはいろいろあったため、最後まで親子らしい会話もすることなく終わってしまいました。

突然の死だったもので、死目にも会えずじまいでした。

まだ父が生きていれば、わだかまりを解けたかどうかは自信がありませんが、親孝行したい時に親は居ず、ですね。

ただ、今自分がここに居られるのも、父が居てからこそ。感謝の気持ちは忘れることなく居続けます。

今日、父が亡くなる3ヶ月前に書いた手紙。僕が父宛に書いた唯一の手紙を読み返してみました。

たった1通の手紙ですが、書いて良かったと、しみじみ思います。

恥ずかしながら、紹介させてもらいます。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お父さんへ

改めて手紙を書くとなると、何か気恥ずかしいものがあります。
今は、不自由な毎日を過ごしているかと思いますが如何ですか?あまりプレッシャーをかけてもいけないのですが、僕を始め厚子も卓も亨も、みんなお父さんが良くなって、お母さんと仲良く、穏やかに毎日が過ごせる日が来ることを願っています。傍にいることはできず、力になることもできませんが、じっくりと治してください。
僕は仕事も結構きつく、プレッシャーも大きく、くじけそうな毎日ですが、何とか頑張っていますので心配しないでください。厚子はこんな僕を心身ともにサポートしてくれて有り難い限りです。子供たちも、元気に勉強やサッカーに忙しい毎日を送っています。二人とも優しくて、親に心配をかけないので助かっています。しかしながら、今の子供たちは社会環境等も含めて、いろいろ大変なことが多いだろうなと少し可哀そうに思えるところもあります。
ところで話は変わりますが、先日家族でハワイに行ってきました。今回はハワイでどうしても行きたいところがありました。それは真珠湾の「アリゾナ・メモリアル」と「戦艦ミズーリ博物館」です。ご存知のとおり、「アリゾナ・メモリアル」は日本の真珠湾攻撃によって沈められた戦艦アリゾナをそのまま保存し、慰霊施設として一般に公開しているものです。「戦艦ミズーリ」は1992年に退役し、1999年から真珠湾にて歴史博物館として、一般公開されています。
どうしてここに行きたかったかというと、お父さんは憶えているかわかりませんが(僕の記憶も正しいか定かではありませんが)、確か僕が小学1年生のときに、水泳の授業で25メートルを泳げたら、戦艦のプラモデルを買ってくれると言われ、買ってくれたのが大きなミズーリのプラモデルでした。その時僕が欲しかったのは戦艦大和だったのに、なぜがミズーリだったのです。結局、プラモデルを完成することもできず、ミズーリを買ってきた意味もわからないままですが、それ以来、ミズーリを目や耳にするたびに小学一年生の時のことを思い出していました。
僕や卓や亨は、戦争を知らない世代ですし、特に子供たちはテレビから流れてくる戦争やテロの映像をゲームのように感じているかもしれません。僕らが真珠湾を見ても、戦争を体験した世代の人と同じような感じ方はできないかも知れませんが、多くの若者が戦艦アリゾナに閉じ込められたまま沈められ、自分が立っているその下の海底に、今もそのまま眠り続けていることを知り、経験できたことは非常に大切なことだと思っています。
次は、お父さんとお母さんも一緒にハワイに行ければいいですね・・・。
何か、取り留めのない話になりましたが、また、気が向けば手紙を書きます。
では、また・・・。

200421

2011年5月21日土曜日

いまこそ顧客(世帯・親族)情報

保険業界において、お客様対応に顧客情報が大切であるって言われて久しいですが、現実のお客様接点では、なかなか収集・活用ができていないのが実情ではないでしょうか?

今回の震災において、契約者が亡くなったり、行方不明になったり、また家族全員が行方不明になっているのが現実に起こっています。

保険会社、保険業界の使命は、万が一の場合に、お客様に速やかに保険金をお届けすることですよね。

保険契約の情報って、あくまで通常、契約者本人と保険金受取人の情報ですよね。

けど、これだけは不十分であることは、今回の大震災で皆さん理解していると思います。

顧客情報というと、なんかぎょうぎょうしいですが、シンプルにいうとお客様に連絡をとるための手段、情報だと思います。

保険金を確実にお届けするためには、契約者本人と何らかの関係がある人、すなわち配偶者、子供、親戚等の情報があればあるほど、保険金をお届けすることかが可能ですよね。

ということは顧客(世帯・親族)情報を持っておくことは大切ですよね。

これらの人の、名前、続柄、自宅住所、勤務先、電話番号(自宅、勤務先、携帯)、メルアド(PC、携帯)等々が考えられます。

核家族化が進んだ現在では、独立して別居した子供、実家の親、親族の情報まで持っておくことも重要ですよね。

けど、こういった情報は「自分の頭の中にちゃんと入っているよ」って思っている人、いませんか?

もし、あなたの身に何かがあったらどうします?

誰か代わりの人に、お客様対応をお願いしなければならいですよね。

そのために、情報を整理し、共有する必要があると思います。

僕も今まで、中途半端なマーケティング論をかざして、顧客・世帯情報収集の必要性を語ってきました。

けど、今振り返れば、顧客情報を使って、未取引の保険提案をすることが目的でした。

これ自体を否定するわけではありません。

お客様の万が一のために、いろんなリスクに対応する保険を提案することは大切なことです。

けど、もっと大切なことに対する想いが足りなかったような気がします。

保険金を速やかに、確実にお届けするためには、連絡を取ることが大前提です。

だから、今こそ顧客(世帯・親族)情報を幅広く管理することは、保険業界に関わっている者として当たり前のことですよね。

そうした使命感、信念があれば、顧客情報を集めることを後ろめたさなんてないですよね。

そんなことを感じた今日この頃でした。

2011年5月19日木曜日

保険を「お預かりする」ということ

今日、生命保険の勉強会をしました。

代理店さんと社員合わせて7人の小さな勉強会ですが、その中で心に残った、突き刺さった文章があったので紹介します。

******************

~保険を「お預かりする」ということ~

代理店さんが生命保険の新契約を成約したとき、社員の皆さんはどんな言葉を使っていますか?

「新契約“獲得”!」「新契約“取れて”よかったですね!」。
こんな言葉を無意識に使っていたりしませんか。

では、この言葉の使い方は適切でしょうか?
その判断基準は、「こういった言葉をお客様の目の前でも使うことが出来るかどうか」ということではないでしょうか。

そもそも保険はお客様のものです。
お客様は私たちに「保険を預け」ます。つまり私たちはお客様から保険を「預かる」のです。そして、お客様に万が一の事があったときには、お預かりした保険を「お届け」するのです。

「取るのは泥棒、もらうのは乞食」
私たちのように保険の仕事に携わっている多くの人間が、無意識に使っているこのような言葉の使い方。そういった「我々の業界の常識」は、お客様の視点から見ると、えてして「非常識」であることが多いですよね。それが、お客様の保険嫌い(保険に対する誤解)を助長しているのかもしれません。

多くのお客様が何となく感じている保険営業パーソンに対するイメージは、万が一の時にお金を届けてくれる頼りになる人(自分の大切な家族を守るために欠かせない人)ではなく、自分の財布から大切なお金を「取っていく人」というのが現実のところではないでしょうか。

まず、私たち自身が意識を変えていかなければなりません。そして、発言・行動を変えることによってしか、意識は変わりません。

また、保険は単にお金を届ければいいだけではありません。
お客様がどういった気持ちでその保険を作り、どんな想いで家族に残したのか、どう使って欲しいのか。そういった想いも一緒に家族に届けるものなのです。それをお手伝いするのが、本来の保険代理店の役割ですよね。

生命保険とは何か?それは、「最後のメッセージ」なのではないでしょうか。最後のメッセージは金額だけではないはずです。お金だけでもないし、愛だけでもない、その両方なのです。そうしてみると、保険代理店は、その両方を「預かる」立場にある訳です。

皆さん、保険代理店の「あるべき姿」を示してみようと思いませんか。まずはその為に、日常の言葉・考え方から変えてみてはいかがでしょうか。

********************

こういった言葉を、時々繰り返し聞かないと、あるべき姿、あるべき道から逸れてしまいそうです。

「見せましょう 保険の力」

2011年5月18日水曜日

教えるって難しい。

教えるって難しいですよね。

今、ゴルフのレッスンをプロから受けているのですが、教えてもらってもなかなかできないんですよ。

あることを教えてもらっても(やろうとしても)、できないですよね。

ところが、別の教え方(アプローチ)をしてもらうと、できることがあるんですよね。

また、できないこと(現象面)を指摘されても直らないことが、違う部分(原因、本質)を指摘されると、できないことができるようになることもあるんですよね。

見えている現象面をいくら指摘しても、いくら直そうとしても直らない。

本当の原因を見極めないと、人は理解できないし、改善・修正はできないということを身を持って感じました。

指導するための、引き出しをたくさん持っていることも大切ですよね。

自分の仕事に置き換えて考えさせられる出来事でした。

2011年5月17日火曜日

(再)学ばない者は人のせいにする。学びつつある者は自分のせいにする。学ぶということを知っている者は誰のせいにもしない。

2010年11月7日のブログです。

http://mikan-no-kokoro.blogspot.com/2010/11/blog-post_07.html

キング・カズこと三浦知良の言葉です。

なんで、また今頃って?

このブログの過去一週間の閲覧数が28と、僕のブログにしては多いんですよ。

ちなみに全期間で見ると194ページビューと、2番目の「人に2倍働く」(http://mikan-no-kokoro.blogspot.com/2010/12/blog-post.html)の51ページビューを大きく引き離して、ダントツの1位なんですよね。

カズの言葉力、メッセージ力ですよね。

凹みそうな自分を奮い立させてくれるメッセージですよね。

ブログのデザインを変更して「人気の投稿」ってのを追加したのも少なからずとも影響があるのかな?

2011年5月14日土曜日

やるぞ!英会話

1年半ほど前に一念発起して英会話を身に着けようと勉強を始めましたが・・・

1年前の転勤がきっかけかどうかは言い訳じみていますが、勉強がストップ状態でした。

ゴールデンウィークに実家に帰ると教材が使われないままの状態で置きっぱなし。

当然ですよね。当の本人が勉強ストップ状態なのですから。

家内にお願いして、富山に送ってもらい今日届きました。

これからi-Podに教材をコピーして勉強再開です。

ヒアリングで英語に耳を慣らすことから再開です。

もともと形から入るタイプですので、環境を整えて勉強です。

今度こそは・・・

ネガティブな雑念は捨てて・・・

やるよ!

2011年5月8日日曜日

故郷

ゴールデンウィークを利用し、久しぶりに愛媛に帰りました。

単身赴任なもので、家族とも久しぶりの再会。

母親二人を連れての道後温泉。

家族が顔をそろえての食事。

家内とのプチデート?

長男とのボーリング対決(5ゲームもやっちゃいました)。

次男のサッカー練習見学。

母校(高校・大学)の野球の試合観戦、練習見学。

お世話になった方や、同級生との飲み。

等々、仕事を離れてゆっくり&リフレッシュしました。

僕の故郷は愛媛県松山市北条地区(旧北条市)です。

自分で言うのもなんですが、ほんといいところなんですよ。

何がいいかって?

その風景なんですかね。

一年中温暖で雨も少ない気候条件も手伝ってなんでしょうが、青い空、青い海、点在する瀬戸の島々、そして山。

と、自然に囲まれて、身も心をゆったりできるんですよね。

住むにはいいところなんですが、最近は町にあまり元気がないようなんですよね。

たまたまネットでいろいろ見ていたら、「NPO 北条鹿島の風早社中」というブログを見つけました。

http://kazahaya-syachu.blogspot.com/

瀬戸内に浮かぶ美しい島「鹿島」を中心にした文化、経済、夢の活性化、まちづくりの活動をしています。

故郷から離れている自分としてはうれしいですよね。

こうやってがんばってくれている人たちがいるってことは。

必要以上な開発や発展はしなくてもいいですが、自然や文化が守られて、人が安心して暮らせて、笑顔にあふれて、人が集まり、活気のある町であって欲しいものです。

いつの日か北条に帰り、自然と人に囲まれて、ゆっくり過ごす日を夢見て、北条の活性化を願っています。

2011年5月5日木曜日

ボケ具合診断テスト(ちょっとした頭の体操です)

4/29のブログで「生きがい、地域・社会貢献」と題して、高齢者向けの老化防止、病気防止、ボケ防止、ガン防止の講演活動をされている方のお話をしましたが・・・

http://mikan-no-kokoro.blogspot.com/2011/04/blog-post_29.html

その方が書いた本「がんとボケ」(http://www.ikigai-zaidan.or.jp/adviser/web08-book2.pdf)の中に、いくつかボケ具合診断テストが紹介されていました。

いくつかやってみたのですが、結構凹みました。

えっ!俺ってボケ始め?

その中の一問だけ紹介します。

「100から7を順に引いてください(100引く7は?それからまた7を引くと?)」

これってなかなかスムーズにできないんですよね。

ちなみに我が家の愚息(大学2年、高校2年)たちにもやってもらいました。

最初は二人とも途中で間違ってました。

なんか妙に安心しちゃいました。

普段の生活でパソコンや電卓を使うことが多くなり、漢字が書けなくなった、とか、暗算ができなくなった、とか感じている方って結構いるんじゃないでしょうか?

ちょっと、頭の体操にやってみるのもいいかと思いますよ。

くれぐれも、この一問ができないからといって、思い悩まないように(笑)

2011年5月4日水曜日

緊張感

何年ぶりでしょうか?わからないくらい久しぶりに母校・北条高野球部の練習を見に行きました。

大学(松山大学)は同級生が監督をしている関係もあり、休暇で帰省の際は、必ず練習か試合には顔を出すようにしてますが、高校は本当久しぶりです。

何故行ったかって?

昨年から監督が元松山商業監督の澤田さんに代わったんですよ。

高校野球ファンならご存じの、1996年の夏の甲子園決勝戦、松山商業VS熊本工業の熱戦の末、「奇跡のバックホーム」を演じ優勝した時の松山商業の監督が澤田さんなんですよね。

と言うことで、どんな練習をしてるのかなと興味を持って、見に行ったわけです。

前置きはさておき、グランドに行ってバックネット裏に座り、最初に感じたのが「緊張感」。

いいな~、この緊張感、ピリピリ感。

全員が集中してんですよね。

当然、厳しい声が飛びまくってんですが、当然ですよね。

高い目標、困難な目標に向かってんですから。

何か清々しさ感じる緊張感でした。

いつの日か澤田監督のもと、甲子園出場を果たして欲しいものです。

この緊張感、今の仕事に足りてないかなって感じた一日でした。

昨日、次男坊のサッカーの練習を見に行ってました。

なかなか見る機会がなくて、約一年ぶりでした。

高校二年生になったんですが、一年経てば、体力や筋力は着実にアップしているんですね。

素人目にも、走力や力強さを以前よりは感じました。

コーチの方と少し話す機会があったのですが、コーチ曰く「欲がないんですよね〜、もう少し欲がでればね〜、できない子ではないんですがね」との言葉。

「欲」がないってことは、妥協したり、自分で勝手に限界や壁を作ってしまう状態なんですよね。

仏教的には(詳しくはないですが・・・)、「無欲」を善とする考えもあるようですが、健全な欲を持ってもらいたいものです。

県内では強豪校の一角で、レギュラーはおろか、ベンチ入りも簡単ではないのでしょうが、「欲」を出して、悔いのないように頑張って欲しいものです。

今晩は次男坊と二人で夕食をする予定ですので、サッカーの話をしようかな・・・

2011年5月3日火曜日

保険代理店合併・協業成功の秘訣

ゴールデンウイークの帰省に際し、1年前まで勤務していた大洲に行き、お世話になった方々とお会いしました。

主にプロ代理店の方々とお話ししたのですが、この4月に合併したばかりの代理店、合併後1年を経過した代理店、多店舗展開を目指し合併を進めた代理店、等々、状況は様々ですが、改めて代理店の合併って、同じものって2つとないんですよね(あたりまえですが・・・)。

今回改めて感じたのですが、合併・協業を成功するためには、「人の融和」が大切ですよね。

ビジョン、ルール、管理、透明性等々、いろんな要素がありますが、「人の融和」が一番かなって感じます。

なぜって、保険代理業(特にプロ代理店)って「人」が最大の武器、資源ですよね。

人を支援する手法、仕組み、ツールはいろいろありすが・・・

いわゆる属人的な仕事ですよね。

「人の融和」においても、特に女性の力って大きいと感じました。

とある家族経営の代理店同士の合併なんですが、女性が主婦、母親、姉妹、営業サポートというそれぞれの立場で、お互いが心を開き、お互いを理解し合い、気持ちが楽になり、一人じゃなって感じ、仕事が楽しくなる。

もともと合併前は、社長同士がほとんど接点がなく、周囲からすれば想像もできない合併との見方もありましたが、女性の融和からはじまり、社長を含め社員一人ひとりが相手を理解し、受け入れようと変化、成長をしているお話を聞きことができました。

お話を聞きながら、安心し、勇気を貰い、少し目頭が熱くなった出来事でした。

2011年5月1日日曜日

野球に見るマネジメント、リーダーシップ

昨日、今日と母校の大学野球のリーグ戦を応援に行ってました。

残念ながら連敗で優勝をのがしてしまいました。

試合後、監督・コーチのミーティングに同席させてもらったのですが、反省や今後の方針を話し合っていました。

それを聞いていると、「それって・・・?」感じることがありました。

それって「もしドラ」です。

http://moshidora.jp/

それを聞いてみると、母校の監督・コーチは全員「もしドラ」を読んだそうです。

母校の場合は、春のリーグ線が終わると新チームに変わるのですが、チーム方針、目標設定、最終目標、目の前の目標、新キャプテンの人選、キャプテンの育成、選手個々の目標設定シート、当面のスケジュール等を話し合い、確認していました。

コーチの一人が言ってましたが、「選手一人ひとりが、大きな目標(最終目標)と小さな目標(最終目標に到達するための当面の目標)を認識し、目標達成のための具体的方法を明確にすること」の大切さを話していました。

仕事と全く同じですね。

目標設定シートを送ってもらうようにお願いして帰りました。

母校の次季リーグ戦での優勝と全国大会での勝利を願い、応援し続けます。

それと同時に、後輩たちが野球を通して、チーム、組織、リーダーシップ、自分の役割を学び、立派な人間・社会人になってくれることを願っています。