2013年11月23日土曜日

読書のススメ 「サッカー日本代表が一つの会社だったら リストラすべきは?」(光田耕造 著)

日頃、メディアを通じて見聞きするサッカー選手を登場人物としているストーリーからも、イメージしやすく、それぞれの人物の成功要因、特徴が分かりやすく、ビジネスに求められるスキルに置き換えているため、リズミカルに、一気に読める本でした。

リストラの対象となるのは?次期社長は?という答えは、読んでの楽しみですが、それぞれの選手の言葉で印象に残ったのは、

嫌なポジションでも挑戦し続けることで、確実に選手として容量が大きくなった。(遠藤保仁)

何よりも大事なのは、何が必要かを自分で考えることだと思います。(中田英寿)

また、選手以外の言葉では、

プロは周囲からアドバイスなんてもらうものじゃないし、自分の目で教材を見つける。
その教材を解いてくれるのはクラブのコーチではなく、自分の頭の中にいるコーチということになる。(風間八宏)


大事なのは、本当に顧客が求めているもの、顧客自身ひょっとしたら気づいていないかもしれない深層的なニーズを見抜くビジネス・インサイト、洞察です。(原田泳幸)

でした。

あとがきで、多くの企業家が語るビジネスとは?としては、「頭でビジネスを進めようとしては、ビジネスが成功できない論理的な理由ばかりが出てきて、新しいビジネスが生まれません。『頭で考えた不可能』を『可能』にするのがビジネス」との定義付けが印象に残りました。

※出版物にしては珍しく、誤字?が気になりました。よっぽど焦って出版したのかな。


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http://www.amazon.co.jp/サッカー日本代表が一つの会社だったら―リストラすべきは本田-カズ-ヒデ-光田-耕造/dp/4434184989

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