2011年9月10日土曜日

読書のススメ 「野球からの贈りもの」(平山譲 著)

半年ほど前に、書店で目に留まり買ってたんですが、ずっと読んでなく、やっと読みました。

幼い頃から、野球に接してきた、自称「野球小僧」だったもので、興味津々でした。

選手だけでなく、指導者、審判、スコアラーなどにスポットを当てた短編ものです。

一見華やかな世界、活躍した人であっても、普段自分が目にするのは表面の世界(結果)。しかし、その過程(プロセス)においては、失敗、挫折、葛藤を繰り返しながら、前進しつづける姿が、かなりリアルに伝わってきます。

野球をテーマにしていますが、人生を生きていくための、心の動き、心のあり方に通じるものを感じました。

読み進みながら、何故か自分の思い出が、どんどん溢れてきました。

小学生時代は、毎日、学校が終わると、近所の子供たちが近くの公園に集まり、日が暮れるまで野球をやっていたこと。ただただ楽しかったなあ。

小学6年生の時、友達に誘ってもらい、スポーツ少年団でソフトボールを始めたこと。誘ってくれた友達に感謝。

初めてユニフォームを貰ったときの感激。

初めてホームラン(ランニングホームラン)を打ち、ダイヤモンドを駆け抜けるときのワクワク感。

などなど、久しぶりにリアルに思い出しました。

些細なことに感動する感受性。

自分が出会ったものに、心から好きになること。

の大切さを感じました。

子供のころの純粋さを思い出させてくれる本でした。

amazon.co.jp

http://p.tl/231D

0 コメント:

コメントを投稿