2010年11月15日月曜日

龍馬伝から 土佐のお酒のルール

龍馬伝もいよいよクライマックスですね。

今日は「土佐の大勝負」と題して、坂本龍馬が後藤象二郎とともに、山内容堂公に大政奉還の建白書を書いて欲しいと伝え、容堂は徳川家への恩を思いながら、涙ながらに建白書を書く決心をしたわけです。

http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/

その後のシーンで山内容堂と後藤象二郎の二人だけのシーンがあったのですが、容堂が象二郎に杯を差し出し、象二郎が返杯をするシーンがありました。

僕は以前6年間ほど高知に住んだことがあるのですが、高知のお酒の文化を懐かしく思い出しました。

貰った杯は下ろさず、飲み干して、相手にお返しするのが土佐の流儀として教わりました。

酒を通して人を知る。

酒を通して人と近づく。

高知の人がみんなお酒が強いわけではありませんが、土佐の文化ですね。

おかげでかなりお酒には飲まれましたが・・・(苦笑)

土佐のお酒の遊び方が紹介されているサイトがありましたので、どうぞご覧ください。

http://www.tosajin.net/bunka/ozashiki/ozashiki.html

高知に行く機会がある方は、是非お酒も楽しんでくださいね。

あっ、それから土佐人の気質を物語るものをひとつ・・・

それは「よさこい節」の一節。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~yohta-1/yosakoibusi.htm

「言うたちいかんちゃ おらんくの池にゃ 潮吹く魚が泳ぎより  よさこい よさこい」

「おらんく」とは自分のこと。

「池」は海、すなわち太平洋のこと。

「潮吹く魚」は鯨のこと。

です。

太平洋を自分の池と片付け、鯨を魚と片付ける。

土佐人の豪快さを感じる言葉ですね。

0 コメント:

コメントを投稿